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浜松北高地学部天文班 - スポンサーサイト
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2002.02.22 光害2008年-3
3-SQMを用いた光害調査
1.実験方法
・晴れの日に測定する。
・SQMを1台用いる。
・街灯などの光が直接入らない地点を選ぶ。
・20時から22時30分の間で測定する。
・SQMを空に向けて測定する。
・SQMに周囲からの光を防ぐための、木の筒を付けた実験も行った。
・木を付けた時と、木を付けてないときとで3回ずつ測定しそれらの値の平均値を出す。

2.地図作成SQM
得られた夜空の絶対等級数値を10段階に分割する。その数値をxとし色分けをした。
X≦13.0→赤 13.0そして、ペイントを使って地図の色塗りをして完成。
夜空は絶対等級数値が大きくなるほど暗く、小さくなるほど明るくなる。つまり、黒は最も暗く、赤は最も明るい地点である。
地図内では
青線:東名高速道路
赤線:一般国道およびそのバイパス、それに準ずる道路
緑線:主要地方道および一般県道
を表している。


3.考察
・浜松駅周辺から県道48号線に沿って夜空が明るくなっているということが分かる。また、天竜川沿いの地域は暗くなっている。
・赤色になっている駅周辺は、深夜まで営業している店やホテルが多く、それらの明かりや街灯によって、深夜でも明るく照らされている。また、丸塚地区が赤色になっているのは、大型ショッピングセンターなどの、商業用地があることが大きく影響していると考えられる。さらに、県道48号線に沿っている地域で、明るくなっているということから、建物や街灯からの明かりだけではなく、交通量の多い道路周辺では、自動車からの明かりも光害に大きく影響していると考えられる。
・一方、天竜川沿いの地域の土地は、畑や工業用地に多く利用されており、交通量が多い道路もないため、午後10時にもなると、明かりはほとんどなくなる。そのため、夜空が地上からの光の影響をほとんど受けず暗くなっていると考えられる。よって以下のようにまとめた。
・浜松駅周辺部と丸塚地区は光害の影響が著しい。
・天竜川沿いは光害の影響がほとんどない。
・商業用地がある地区は光害が発生する。
・交通量の多い道路があると光害が発生しやすい。


4.今後の課題
・今回の調査では計75地区でしかデータ収集ができなかった。しかし、駅中心部や郊外など光害の影響を比較しやすい地点のデータを集めることができた。
・今回のSQMのデータは時間のばらつきがあるため、今後は測定時間をそろえる必要がある。
・SQMは夜空の明るさを等級として直接数値化することができるため、結果は非常に分かりやすいものとなった。
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