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浜松北高地学部天文班 - スポンサーサイト
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2002.02.22 光害2 - 影響
近年、日本で天の川を見たことがある人はとても少なくなっています。20代や30代、場合によっては40代の方でも、「天の川を見たことがないのが当たり前」という状態になっています。ところが、一昔前までは浜松や、他の大都市でも天の川は見えました。それが今では一部の過疎地でも見えなくなっています。このままではいずれ、日本全国において天の川を見ることはできなくなるでしょう。

また、完全な形として見ることができなくなった星座もあります。北極星も探しにくくなりました。それだけ光害は進行し、全国各地で悪影響を与えているということです。

また、それ以外の面でも次のような影響が見られます。

[居住者への影響]
★歩行者に不快な眩しさを感じさせる
★信号機・交通標識等を見えにくくする
★運転手の目をくらませる

[生態系への影響]
★・光を嫌う種(例:ホタル)
 ・夜行性の種(例:フクロウ・タヌキ)
 ・光に集まる昆虫類を餌とする種
  →夜間照明がこれらの生態に影響を及ぼす
★短日植物である稲の出穂遅延が生じる
★ホウレンソウの生育不良が引き起こされる
※照明が動植物に与える影響については不明な点が多い

また、電気代においても影響があります。設置された照明器具から漏れ光が多く放出されるほど、また、必要以上に照明範囲が明るいほど電気代が無駄に消費されることになります。

ところが漏れ光を少なくするために街灯の改善をしようとすると、「照明率の高い照明器具は価格が高い」「設置済みの街路灯を改修するためには余分に費用が必要となる」等の経済的な理由から厳しいというのが現状だと思います。

しかし、こうした無駄な照明を改善することによって、少ない電力で照明の機能を十分に果たすことができるため、長い目で見れば支出を安く抑えることが可能です。このことについては浜松市のホームページにも記載されています。

さらに、消費電力が少なければ二酸化炭素の排出も減り、地球温暖化防止にも繋がります。環境問題が盛んに取り上げられる現代社会において、無駄な光を排除することは極めて意味のあることだと思います。
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